離婚を決意し予定通り別れた妻、未練タラタラの不倫元夫の弱さを知る

夫と離婚する

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、

 

 

GWにはいる前に、昨年からご相談を受けています

Sさんから連絡が来ました

‘予定通り、離婚しました‘

という内容です

予定通りというくらいですから、その離婚には曇る

ところは全くないのです

Sさんが相談に来られたのは、昨年の秋で、原因は

夫の浮気です

Sさんも夫もそれぞれ自営で仕事をしていて、子供

さんにも恵まれて幸せな家庭を過ごしていました

そういう状況の中で、夫の浮気が夏に発覚しました

夫が出張先の飲み屋の女に入れ込んで、Sさんに

内緒で通ったり、女を呼んで密会を重ねていました

そもそも、地元が同じで、中学生くらいからの知人

だった二人です

長い間、わかっているつもりでいただけに、それは

ショックを受けた事は容易に想像できます

しかも、その女は飛行機で会いに行く距離にいて、

夫とは一回り以上若いのです

Sさんも、悩んだ末に私のところに相談に来られた

のです

お会いした時から、Sさんは夫の行動を冷静に分析

していました

自分や子供にも、つれない態度がありありで女の影

があることをいち早く悟り、どうすれば自分が納得

するか、専門家に聞きたいという考えでした

わたしが見ても、Sさんは行動力があるのはすぐに

わかりました

Sさんも、自分で経営をして人に迷惑をかけたり

お子さんにも説明できない事をしている夫を放って

おくわけにはいかない自分をよくわかっています

状況を聞いた上で、私から

‘女の実家に行って、親にも話して来るべき’

というアドバイスをしました

Sさんも、

‘私もそう思います、やはり女か親には会わない

とすまないと思っていました’

と言います

早速紹介した調査会社に依頼して、女の携帯から住所

を割り出しました

普段からユルい夫の事です

女とのメールや、番号、アドレスはすでにSさんは

把握していました

そして、夫には何も言わずに女の住む町に飛行機で

迷いなく行ったのです

Sさんは、自分で行動を起こすために、夫には内緒

お子さんには仕事という事で、女の町に向かい

ました

そして、Sさんは女に会って、しっかりとケジメを

つけるために、慰謝料を払うように伝えました

さもなくば、女の親に今までの話をするという姿勢

もちろん、女は親には言われたくありません

そして、女からすぐに夫に

‘奥さんが来た‘

とメールが入り、浮気がバレた事で夫がSさんに

ビビりながら連絡してきました

‘頼むから女の家には行かないでくれ‘

それを聞いたSさんも、ひとまず女に時間の猶予

与えて一泊ホテルに宿泊後、自宅に飛行機で戻り

ました

帰ってきて夫は、Sさんにすごすごと謝りました

Sさんはその姿に、自分が行動を起こしてよかった

いう思いを再認識しました

その後、女からはズルズル引き伸ばす連絡しか来ません

でしたが、Sさんは女の親に今までの経緯を手紙にして

送りました

そして、夫は夫でSさんには言わずに、女の親に謝罪

行ったのです

そして間もなく、女は飛行機でSさんとの間で公正証書

作るために、飛行機で会いに来ました

弁護士も伴って、3人で公証役場に行って相応の慰謝料

支払いと、今後接触しない旨を約束したのです

女も親に言われたからこそ、しっかりとSさんに対して

自分の非を公正証書にするために来ました

そして、夫もSさんの行動力と自分のアホさにやっと

付いてきたのです

その中で、Sさんはいろいろと考えました

私のところに来た時は、冷静ながら夫への執着もあり

どうするかわからなかった状況から、Sさんの行動を

見ていたお子さんとの絆も深まったのです

そして、本来のSさんを取り戻すかのように、夫と

一緒に居るのはよくない、とにかく一旦離れるべき

いう自分を感じ始めました

そして、夫は夫、私は私で住居も遠くには変えずに

子供さんにはいつでも会えるという条件で、離婚を

切り出しました

長い結婚生活で、自分をどこかで変えるべきという

タイングだと悟ったのです

そのためには、夫婦を一回解消して、その後にまた

復縁するかもしれないし、そうではないかもしれない

ただ、今は夫婦の枠組みで生活していると、どこかで

自分が弱くなったり、自分らしくないという思いに

なったのです

そして、今度は離婚を拒否できない夫がSさんに執着

をし始めたのです

しかし、Sさんの気持ちはブレません

その思いを綴った、メールをご紹介します

木村先生

 こんばんは(≧∇≦)

 先日お話ししたとおり、無事離婚が受理されました

 その後ですが、毎日家に来ます

先日会社の件でもめたのですが、最近私の周辺を

調べていたようで銀座方面になんで行ってたのか等

気味が悪いです

子供の為と思いうちに来るのは問題ないし、出入り

自由にしてたのですが、離婚した今、鍵を付けよう

かと思います

自分が浮気しているから私もと思ったのでしょうか?

全く意味がわかりません

 

Sさん

離婚の件、どうなったか気になっていました

無事終了で、一区切りですね

こういう時の夫はいろいろとざわついてきます

今ではもう元夫ですね

自分がもう関われない部分がすごく気になって

仕方がないのです

これも自業自得ですが

今は、自分の目標を追ってください

 また連絡くださいね

 

木村先生

ご連絡ありがとうございました

しかし人間?夫の心理ってわからないものですね

自分自身で決めたことですから元夫がどのような

行動をとっても不思議には思うものの、私が惑わ

される事はありません

なので気持ちが安定している自分が大好きです

今週公正証書が出来上がり印を押したら終了です

それまでは元夫は放置しておこうと思います

先生もお身体にお気を付けて

がんばって下さい

 

Sさんは、大きな問題を自分が動く事でクリアして以前

より自分らしい自分を見つける事を選んだのです

私もいつも思います

離婚は必ずしも自分にとってマイナスではないのです

自分を変えための出発点にできる手続きでもあるのです

いや、そうするためのきっかけなのです

それを、Sさんはしっかりと感じ取っているのです

同じように悩まれている方には、離婚を恐れずにいて

もらいたいと思います

手続きを取るのは、30年後でも、3年後でも、3ヵ月後

でも自分が決めればいいのです

離婚を避けるのではなく、選択肢としていつも持って

おけば、気持ちが強くなるのです

Sさんのメールを読んで、さらにそう思うのです

旦那の怪しい9つの行動、浮気かどうか見極めて納得の対処法を解説

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。