旦那の暴言と自虐に悩むも8か月のお子さんのために不倫女と戦う妻

子供のために戦う

公開日 2024年6月20日 最終更新日 2024年6月27日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの方が夫の不倫を機に
人生がガラリと変わってしまった感覚に陥ってしまいます

 

先日、相談者のJさんが事務所に来られました

Jさんが来られる時は、いつもベビーカーで生後8ヵ月

のお子さんと一緒です

カウンセリングでしょっちゅう見ているのでお子さん

の成長の早さにいつもと驚きます

そんなJさんは、夫の浮気に苦しみ、今年相談の電話

いただきました

どちらかというと、夫のわがままをなるべく聞いてあげ

ていたJさんですが、今回夫が会社の同僚の女浮気して

いる事がわかり、さすがにこのままではいけないと悩ん

でいました

しかし、Jさんも育児に追われてしまうので心身共疲れ

てできる事が限られます

そして、夫にはどちらかというと強く言えずずるずると

来ているので、転機を作らなければという思いです

最初電話でお話ししましたが、元来事を大きくしたくない

気持ちが強いので

‘黙ってこのまま時間が過ぎれば戻って来ない

かなと思いますが、無理ですか’

と心中を吐露します

ある程度、夫と女の状況を聞いてみると、二人とも好き

勝手にやっています

こそこそ隠れているので、社内でも気づかれず歯止めを

かける人が回りにもいないようです

こういう状態では、飽きるとか、やめようという方向に

いく可能性は乏しいのは明白です

‘このまま自然消滅する方がいいのはわかります

がいつまで待つ自分がいますか’

と聞きます

‘2,3ヵ月くらいかなと思いますが’

Jさんも根拠なく、どちらかと言えば自分が待てる時間を

思い浮かべます

しかし結局は仮に待ったとしても同じ、いやもっとひどく

なる事は明らかです

Jさんには、

‘最後はJさんが決める事ですが、自分で動く事で

この関係は少なくとも今のまま続く事はないのです

よく考えてみてください‘

とお話しして、電話を切りました

Jさんは、と主電話でお話した後に考えました

私もその後どうしているかな、と考えていて1ヶ月ほど

経過した時に、再度連絡をいただきました

‘しばらくでした、あの後どうしようかいろいろと

考えましたが、夫を見ていても別居したい、別れて

くれと言ってきます、かと思えばゴメン俺が悪かった

と謝ってくるときもあって、わけがわかりません

もう一度お話ししたいのですが‘

‘いいですよ、お話しましょう‘

と言って、お子さん連れのJさんと初めて対面でお会い

しました

‘今はどうですか、お気持ちは‘

と聞きますと

‘夫を見ていると、疲れて支離滅裂な事を言います

し、かなり女に振り回されていると感じます‘

‘そうですよね、この1ヵ月で自分が待つだけでは

今後どうなるのか、いかがですか‘

‘確かに、私がじっとしていてもますます暴言が

出ますし、出て行くのも時間の問題かなと思います‘

‘それくらい自分でも想像がつくのであればやはり

何もしないで待っていては後悔します、女はJさん

に対するコンプレックスや執念を大きく出しています

からね‘

その横で、生まれたばかりのお子さんがいい子にして

眠ってくれています

そして、Jさんも

‘私が動かなければ変わりませんね、やはりこのまま

でいいはずがないと思います‘

と自分からいろいろとできる限りの事を一緒に頑張る

決意を固めました

そして、さっそく今持っている夫と女のメールやライン

のやり取りを確認して、自分で調査依頼もした報告書と

見せてもらいました

証拠を見る限り、言い逃れをできるはずがありません

必ず、認めざるをないというくらい、しっかりとした

証拠を持っています

しかも、こういう時によくある

‘独身だと思っていました‘

という言い逃れも、会社の同僚である以上、苦しい

はずです

後は、Jさんがどのようにまず女に対してケジメをつける

かです

Jさんは、いろいろな気持ちが交錯する中でも目の前に

いるお子さんの健やかな表情を見て考えます

夫は、自虐に走ったり暴言を吐いたり、結局は自分の

好き勝手な行動に終始している精神年齢の低い男です

そう考えると、お子さんに対して、自分は母親として

すべき事をやってあげなければいけないという思いが

強く出ます

‘この子に将来この事を話す時が来て、しっかり

と説明できる行動をしなければいけない、黙って

見過ごして離婚したなんて絶対に言えない‘

という信念です

そう考えると、陰でコソコソと引っ張っているアホで

図々しい女には直接話がしたい、いやしなければ気が

済まないという自分が出てきます

それは、メールやラインの文面からもよくわかり夫が

ホイホイ喜んでついているさまが手に取るようにわかり

ます

その2人を考えると

‘何で私とこの子がガマンしなければいけないの‘

という思いがJさんには明確に出てきました

私の紹介した、似たような状況の相談者んともお話し

をして、

‘自分の納得するようにした方がいい‘

と言われて、なおさらそう思います

他の相談者も、Jさん同様に小さなお子さんを持っていた

り、暴言と自虐を繰り返したりと、本当によく似ている

のです

ですから、励ましの言葉も自分の事のように話してくれ

ますので、ありがたい気持ちで自分のパワーに換える事

ができるのです

そして、Jさんは女に直接会う日程を決めました

場所は、女のマンションの近くで会社帰りを待って呼び

止める事にしました

それまで、酔っ払って自虐に走ったり、離婚と騒ぐ夫の

姿を目に焼き付けて、しっかりと叩く事を心にその時を

待ちました

Jさんは自分の中で、どう女と決着をするか考えました

やはり、会わないわけにはいかない、顔を見てしっかりと

‘妻は私で、あんたは頭のイカれたアホ女‘

と言う自分を想像しています

もちろん、そうなると毎日のように会社の帰りに女の家

に入り浸りの夫といかに会わずに、2人の対決に持ち込むか

‘夫は毎日のように行っているので、もう3人

で話す事になってもいいと思って行くのです‘

とアドバイスします

Jさんも、友人や紹介した相談者の実例も聞き

‘その時その場で対応するしかない、自分の

強い気持ちで何より子供のために行く‘

という事だけを考えました

幸い夫は遠方の出張があり、お子さんも預ける先が見つ

かって、条件が整いいざその日が来ました

Jさんは予め、女の家の場所もわかっていたのでその近く

に女が帰ってくるのを待ちました

そして、しばらく待っていると女が一人で帰って来ます

‘○○の妻だけど、わかりますよね‘

と言うと、女は慌てます

‘話がしたいので、時間を取って‘

女は夫が今日は出張ですから呼んでもムダという事

わかっていますから、とりあえず近くのファミレス

行きます

そして、いろいろと話をしますが、態度も顔つきも予想

以上にふてぶてしい女です

`こんな女に悩まされて、本当に馬鹿な夫`

と心の中で想像します

そして、不貞も認めない、念書も書かないなど抵抗を

しているので、

‘あなたの実家の親に話しに行かせてもらうわ‘

と、決めていた事を伝えます

すると、女は

‘好きにすれば、親が子供の私とあなたの言う事の

どちらを信用すると思っているの‘

と、本当に間抜けで、子供にさえ馬鹿にされる事を真顔

で言う女です

Jさんは

‘あなたに言ったから、後で文句は言わないで‘

しかし、女はまずいとも思ったのかJさんが用意した念書

にしぶしぶサインしました

女は気が動転したのか、店を出て近くの交番に入り込み、

まるで恐喝されたかの体で、警察官に話をしだします

Jさんは別に自分が何も悪い事をしているわけではない

ので困りません

むしろ、その方が事を大きくしているのは女ですから

好都合です

そして、その場は警察官がどうする事もできませんから

後日念書の話をまとめる事にしました

Jさんは、女に対して直接対決して言うべき事を言いました

女も交番に逃げ込むくらい、社会人として情けなくはっきり

言えば、これからもこの女にはいい人生はそうそうやって

きません

人の道に外れて、まだのうのうと夫の会社にも籍を置いて

いることもわかっています

そして、夫と言えば相変わらず自虐を出したり離婚して

ほしいとの繰り返しです

そして、最近もどこかに部屋を借り出しているかも知れ

ないという状況です

ここまで来ると、Jさんも女に対してもそうですし夫にも

人としての責任を果たさせる事が大事です

そして、まだ小さくて話せない子供さんですが、将来この

事実を知る事可能性は高いのです

なぜなら、Jさんが納得を追わない限り、離婚をするしない

に関わらず、弱ってしまってお子さんが敏感に感じ取る

です

その時に、お子さんに話をする事になるのです

それを想像しても、絶対に夫にも女にも土下座をさせる

の自分が必要なのです

もちろん、慰謝料も請求した上です

今は夫がまだこの期に及んで引っ張られていますが近々

には再度直接会う機会を伺っています

そして、今度こそは夫と女よりも人としてレベルの違う

自分を見せて、それを将来お子さんには話したいと言う

気持ちです

夫には、それくらいやらなければ、父親として名乗る資格

ないのです

その夫の様子を見ながら、Jさんも子供の成長を日々感じて

います

この子供と夫のどちらに自分は期待するのか、それはもう

一目瞭然です

今までの夫にだけ合わせていた自分の思考から、お子さん

将来を考える自分に変えています

女に慰謝料請求をした後の自分を、想像しながら準備を進めて

いるJさんです

そして、そこから慰謝料請求をしました

すると、あれほど息巻いていた夫が、弱々しくなります

やはり、女にコントロールされていた夫は、その女が弱って

きた事で、少しずつ距離が出てきます

女もさすがにJさんの強い意思をまざまざと感じているのです

そして、そこから

そして、そこから夫が

’俺が悪かった、やり直したい‘

と言ってきます

しかし、すぐに受け入れるわけにはいきません

カウンセリングで’

‘やはり、今までの事を考えたら夫の行動をもうしばらく

見て判断すべきです’

というアドバイスをします

Jさんも

‘私自身もそう思います、夫にすがっていた自分を

やめるチャンスですから’

という信念が出ます

そして、そこから数ヶ月育児や仕事の状況を見ます

夫の態度や言葉は、女の呪縛から解けたように穏やかに

変わってきます

そこから、

’私が主導権を握れば何とかなるんだ

という自信が湧いてきているのです

もちろん、まだまだ気は抜けませんが、Jさんは自分の

人生を納得で埋める事を最優先に頑張っています

夫の不倫は親や子供の気持ちを背負っている人生に気付く転機

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。