知人の不倫相手に慰謝料請求で土下座させ夫婦の立場を逆転させた妻

不倫女に土下座させる

夫婦カウンセラーの木村泰之です

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、相談者の中には

長年夫の不倫に気付かないというケースも少なくありません

自営の客にブス女が紛れ込んでいると、なかなかわからないのです

そういう中で、ある時夫の不倫を知ってから離婚も一旦考えましたが

まずは納得するために、ブス女を叩く事を優先させてそれから夫婦を

どうするか決める事で、強い自分を取り戻した方の実例です

(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日、30代相談者Mさんからご連絡をいただきました

Mさんは、学生時代から交際していた夫と結婚して二人仲良く

暮らしていました

夫は性格的にもサラリーマンには向いていなく自営業で若い

頃から働いています

その仕事を、Mさんは献身的に助けていました

そして、そのMさんの生活は、自営の夫との時間が殆どで、

子供もいませんでしたので人生の半分以上を共に過ごして

きました

そういう生活には仕事も順調ですから経済的には不満ない

状況でしたが、やはり忙しい分、夜の生活がない事はずっと

頭の中に引っ掛かっていました

しかし、他の事を含め二人三脚で頑張っている分、Mさん

日々頑張っている夫のなるべくストレスが溜まらないように

してきました

夫の仕事は職種柄女性のお客様も多く、Mさんも常日頃から

接客には気を使っていました

そして昨年のある時から得意先である女性が、少し挑戦的

態度である事に気がつきました

その女は昔から、家族の事も含めてよく知っている人物です

Mさんからすると、年上で家族でよく知っている女ですから

あまり気にしませんでしたが、やけに冷たい態度を取るよう

になって来ました

そして、夫は休日にこの女と定期的に2人で共通の趣味に行く

事があります

それは、Mさんはかなり年上の女ですし、その趣味は関心

なく、お客という事もあり、あまり疑問に思わずにいました

しかし、そんなある日仕事中の夫の携帯が鳴った事に気が

付き、夫に渡そうとしたときチラッと見たメールにその女が

親密な

内容を送っている事を知りました

その時、最近の女の態度の意味が頭の中でつながりました

‘夫は隠している‘

という思いです

そして、動揺を夫にばれないように必死に仕事に戻りました

このままではまずいと思ったMさんは、真実を掴む事が必要

考えました

Mさんは、結局何年もの間自分が夫とお客の女に騙されていた

事に気づきました

いつも女は古い付き合いでお客として来ていますから、ずっと

わからないままでした

また、夫もシレッと女との関係はおくびにも出さずに趣味が

共通をいい事に、関係を持っているのです

Mさんは、献身的に夫の仕事を支えていた自分が本当にバカ

らしくなりました

しかし、今のまま離婚するわけにはいきません

しっかりと、女との証拠を取ってケジメをつけてからという

気持ちになって、証拠を取る事にしました

そして、調査会社に依頼して、夫と女がいつもの趣味に二人

で行くと言った日にホテルに入っていく姿が取れたのです

その状況でもMさんは強い気持ちを持って、仕事で夫を支え

日々を過ごしました

すぐに動いても、それからどうしていいか不安ですし、どう

動いてもいいかわからないからです

その中で、私のブログを見つけて相談に来られました

‘ずっとその女の事は、何も気づかずにいたのです

歳も歳ですから、夫がまさかこの年上の女とおかしく

なるなんて思ってもいませんでした‘

というMさんに

‘そうですね、そう思うのも無理はありませんが

男と女ですから何があるかわかりません、私は

証拠も取られているのですから、しっかりと女に

は慰謝料請求をして夫とのことはその後どうするか

決めるべきと思いますよ‘

と答えます

Mさんも、

‘そうですね、私は若いころに夫と知り合って、両親

も他界してからずっと二人です、その夫に裏切られる

とは思いもよりませんでしたが、このままでは私も

納得がいきません‘

そう答えたMさんに、今後の作戦を練る事にしました

Mさんは、夫と女の件については、やはり一番夫婦の関係を

おざなりにして、隠し通していた事です

本当に一生懸命夫に尽くしてきた自分がいますから、そこに

自分の存在感を見出せないのです

そのためにも、女へのケジメをつけることは絶対必要です

まずは、取った証拠で慰謝料請求ができるか弁護士の判断を

仰ぐことにして、ご紹介をしました

弁護士も、ずっとわからなかった事に驚きがありましたが、

慰謝料請求は十分できるという判断をしてもらえました

Mさんも

‘とにかくまずは女に対して自分が納得するように

したいと思います、夫とはどうするか少し考えます‘

というスタンスです

私も

‘今までの生活を振り返ると、本当に今回の事は

辛いはずですが、逆に言えばいつか起きた事と思う

くらい、強くなる時なのですよ‘

と答えます

Mさんは人あたりがやわらかい中にも芯が強い自分がいます

夫のことは少し様子を見て、女に対しては弁護士から内容

証明を送ってもらう事も考えました

しかし、弁護士を通す前に女に会って直接謝らせたいという

自分がいます

その気持ちが日増しに強くなってきて、最終的には夫と女が

趣味に一緒に出かけるであろう日に合わせてホテルから出て

くるところに話に行く事にしました

もちろん、調査会社に依頼をして追いかける予定です

そして、夫の前で女に謝らせようというつもりです

念書を用意して、慰謝料も後で振込みさせる事も女の親に全て

をぶちまける事も頭に入れています

仕事も、その日からは手伝うつもりもありませんから、夫に

内緒でアパートを契約して連絡も一切取らずに、どれくらい

時間がかかろうが離婚までする覚悟です

自分で決めた計画を実行するのに一番いい日が来るのをじっと

待ちました

しかし、その日は2人で出かけたのですが、ホテルには行かず

に帰ってきました

想定外の事に、Mさんはどうしようか迷いが出てきました

Mさんは、夫とは離婚するつもりでアパートを借りました

そして、後は何を言ってこようが書類だけで済まそう思って、

不倫の事も全てわかっているというメールを送ります

しかし、この長年だまされてきた事を知って自分なりに妻と

して許さないという行動に出た後、少し落ち着く自分も出て

きました

そして夫の懇願するメールを読んで、少し話だけでもして

みようという気持ちに変わってきました

もちろん、これは不思議な事ではありません

Mさんは、数日ぶりに自宅に戻って夫に会いました

夫はもちろん、土下座に出る言葉も謝罪しかない状態です

Mさんの心の中で、夫が真剣に自分に対して気持ちを出し

いる事はわかりました

そして、夫ももちろんこれで終わったとは思っていなよう

で、財産を全て渡してもいいからもう一回チャンをほしい

という意思を出しました

Mさんも、どこかでそういう夫の気持ちを待っている自分

いたのです

その夫を見て、一回だけ頑張ってみる事にしたのです

そして女にはもう一切会わないという約束をして夫も、Mさん

が離婚しないでいてくれた事に安堵の様子を浮かべます

 

不倫バカ二人を見抜き【ママゴト夫婦からの脱却】する妻のプライド

 

Mさんに、その状況を聞き

‘女には慰謝料請求はやるべきです、ケジメを

つける必要がありますからね‘

‘そうですね、それはやろうと思います‘

Mさんもそう答えてしばらく月日が経過しました

そして、久しぶりにMさんとお話しする機会があり、

‘その後慰謝料請求はどうしましたか‘

と様子を聞いてみます

‘夫もあれからおとなしくしていますが、請求を

しようと思って夫に言うと、もしそんな事をして

もいい事はない、と止めるのです‘

‘浮気した夫は大体言います、自分の責任を感じて

お金だけでも負担をかけさせたくないと、妻には

ストップをかけます‘

‘そうですよね、夫もなるべく他の話題に変えよう

とします、私もあれからまたふつふつと怒りがわい

てきてどうしたらいいかと‘

‘夫はこのまま何もなかったかのように過ごしたい

のです、しかし何十年経ってもMさんの気持ちは

治まらないはずです、すべきは慰謝料請求という

権利の行使ですよ‘

と答えます

Mさんも

‘そうですね、今のままではまた元に戻ってしまって

私一人が苦しむ事になると思います、離婚するかどう

かはその後に考えます‘

と答え、別居を決意して戻ってから、しばし封印していた

慰謝料請求をする事を決めました

それも自分の納得する方法でやろうと、女に直接会って

をするつもりです

Mさんはいろいろとやってきた中で、もう一度自分の納得

を追う事が大事と頑張ります

発覚してから、自分のプライドを取り戻すために、カウンセ

リングを受けて一回は女にも夫にも謝らせました

しかし、徐々に夫が前のように戻っている事に許せなくなり、

まだしていなかった慰謝料請求を直接女にする事を決意した

のです

そして、そのまさに女に会った後にメールをもらいました

Mさんにお会いしたら、本当に心優しい女性で、事を荒立て

る事とは縁遠いタイプです

そう思うと私もなおさらMさんの気持ちを、しっかりと出す

必要があるとアドバイスしていました

 

木村先生

こんにちは。

朝はご返信ありがとうございました。

女と話をつけて来ました。

自分の中の思いの丈はぶつけて来ました。

約2時間位でした。

心を鬼にして言いました。

土下座させ、慰謝料200万の約束は取り付け、

一筆書かせましたが、支払い方法をどうする

かは、私はなるべく早くをつけたいが、女は

親と相談してどういう方法にするか決めると

言うので、後日連絡となりました。

ただ、きちんと支払うと約束はしましたし、

公正証書化するとも合意させました。

先生は「これでは甘い」と思われるかも知れ

ませんね。

言いたい事は言ってスッキリしたのですが、

人を責める、お金を請求するのは、正直あまり

 気分が良くなかったです。

でも謝らせるだけでは嫌ですし、自分の納得

通りの事をやらなければプライドが許せなかっ

たので頑張ってやって来ました。

まだまだ弱い人間なのですみません。

女の所に行く前に、私が急にいなくなったので、

夫から電話がかかって来たので、それも1時間位

思いの丈を話しました。

そうしたら、

本当にごめん、本当に真人間になる、今の仕事を

一生懸命働くから償わせてくれ

と言ってましたが、また夫とは家に帰ってから

話し合いをします。今は終わったばかりなので、

気持ちの整理がつきませんが、冷静にまた考え

直したいと思います。

最後に、先生に

「女の所に直接行かなくて良いの?」

と言って頂かなければ、私一人では到底実行出来

なかったです。自分が嫌だったり苦手な事でも、

やらなくてはならない時が有るのだなと思いました。

サポートして下さって本当に感謝しています。

先ずは報告まで。

先生、本当にありがとうございました。

 

私の返信です

Mさん

頑張りました

私は甘いなんて一つも思いません

Mさんの頑張りに、私も心のもやもやを晴らせ

ました

今日の事は私も一生忘れません

自分の心の中にいる、止める自分に勝手動いた

 のです

人生はその時その時迷いますが、だからこそ

正解ではなく納得を求めるのです

その納得の積み重ねが必ず自分の人生をしっかり

とした方向に向かわせます

夫との話も、自分の納得を求めてまた連絡ください

 

そして、Mさんは今までの自分や夫婦を変えて、自分の納得

する事を優先させる事にしました

夫の言う事を第一に考えていたから、こんな事になっている

という、教訓があります

それから夫婦の構図はガラリと変わり、夫がMさんの様子を

窺うような姿勢になります

それは、ほんの少し前の夫婦には考えられないほどの構図

の逆転です

それを経験したMさんは、なんでも自分がどうしたいかを

まず明確にして、行動を起こす事を心がけています

ご連絡いただくたびに、Mさんの表情がキリっとしている

のを、毎回感じます

結婚や夫婦を勝手に安心安全とだけ考えていた自分こそが最大の敵

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。