妊娠中の夫の社内不倫発覚の失意から生まれる子供のために強く戦う妻

子供を守る母親

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、その状況は本当に様々です

 

年齢も住所も夫の職業もいろいろですので、相談者の数だけバリエーション
があります

 

その中で、今回は身重の相談者が夫とブス女の不倫に戦った実例をご紹介
します(相談者には掲載の承諾をいただいています)

 

先日、30代で夫の浮気に悩む相談者Kさんから連絡があり

ました

Kさんは、今年の冬に始めてご連絡があって、夫の社内不倫

についてどうすればいいかというご相談でした

その時、Kさんは妊娠3ヶ月の状態で体調も気を使いながら

来られました

お話しを聞くと、夫は今年に入ってから様子がおかしくなり、

それまでは生まれてくる子供についても今から楽しみにして

いる様子だったのが一変しました

家に帰るのも遅くなり、話しかけても冷たく、土日も出勤

言って殆ど家にいません

しかし、そもそも真面目で頑張り屋のKさんは、絶対に夫が

何かを隠していると思って、夜な夜な夫のスマホをチェック

しました

すると、会社の同僚の女との親密なラインのやりとりが出て

きました

しかも、その女はKさんと一回面識のある女で、もちろん

妻帯者とわかっているにも拘らずの内容です

さすがにおかしいと感じたKさんは、身ごもった体ですが

いろいろと夫の様子を調べるべきと決意しました

そして、自分で調査会社に依頼した状況で、ご相談に来られ

ました

それまで、何もない普通の幸せな夫婦でしたので、Kさん

とっては、本当にわけもわからない状態になったのです

そして、Kさんに

‘大体の状況は把握しましたが、仮に調査で女との関係が

わかったとして、どうしたいですか‘

とたずねました

Kさんは

‘もし、わかったら両方の親を呼んで6人で話をして夫が

おかしいという事を知ってもらいたいと思います‘

という答えでした

‘Kさん、いろいろとお話をしていますと、Kさんは

 しっかりとした考えを持っていると思います、私は

 親に話すよりも、しっかりと女を叩く事を妻として

 やってから、夫とどうするか決めるべきと思います‘

と答えました

私から見て、Kさんは身重の体で孤独になっている状態でも

冷静に自分で考えてここまで来ています

また、夫の親の話を聞いても、はっきり言って息子可愛さ

出して来る可能性を強く感じます

そうであれば、しっかりと女との浮気の証拠を掴んでそれを

もって、慰謝料請求等をすべきと感じました

Kさんも話しを聞いて

‘確かに夫の親には言いたいのですが、言っても私が丸め込ま

れて終わるかもしれません、まだお腹が大きくならないうち

なら、頑張ってやれる事をやりたいと思います‘

 と考えを決めました

義両親に夫の浮気を報告するメリット・デメリットとは?

 

そして、調査も進んで夫と女の浮気の証拠を掴む事に成功

しました

そして、女との対決をする作戦を立てる事にしたのです

その後、Kさんは夫と女の証拠を掴んで、しっかりと自分の

取るべき対応を具体的にしました

すでに、女には会っている事や、自分が身ごもっている状況

での夫の浮気は到底許せる事ではありません

もちろん、夫とは離婚する気は今はありませんし、この先も

すぐには考える事はないのです

そういう中で、とるべき事はやはり女への直接対決です

しっかりと、住んでいる場所もわかっています

そして、呼び止めて話す場所、念書やレコーダーなどを準備

しました

Kさんは

‘もし、夫が来たらどうします?‘

と聞いてきました

確かに、こういう時は、呼び止めてもすぐに女がスキを見て

夫に連絡します

‘奥さんにばれた、今○○にいる‘

と、ラインをするのです

そんな事は最終的には来ても来なくてもどちらでも構い

ません、それくらい大した事はない、という覚悟が必要

なのです‘

と話しました

Kさんも、女に言うべきことをしっかりと考えていざ当日を

迎えました

そして、女を呼び止めて予定通りファミレスに行って話し

ました

Kさんの思っている以上に女は落ち着いていて

‘ご主人の方が一方的に私に言い寄ってきた‘

と、悪びれもせずに答えます

Kさんとしては、もうし少し殊勝な態度に出ると思って

いました

しかも、

‘別れる気はない‘

と、なんと図々しい態度です

そして、結局夫も呼ぶ事になり3人で話すことになりました

しかし、もちろん夫は驚いて多くを話せる立場ではあり

ません

数時間の話の中で、結局は念書を書きません

しかし、Kさんはできる限りの気持ちをぶつけました

女との話の後に、夫が一人のぼせ上がっていたという印象を

私に電話で伝えてきました

私は

‘Kさん、それは違いますよ、女もいい年して不倫が

一方的だったなんてあくまでも保身でしかないのです、

しっかりと次の手でケジメをつける事が大事です‘

 

と話しをして、Kさんが女の術中にはまらないように引き

戻します

そして、夫とその日は帰り、数日動きのないまま時が過ぎ

ました

このままでは終われないKさんに、

‘女の親にこの事のてんまつを伝えるべき‘

とアドバイスしました

もちろん、

‘この親にしてこの子あり‘

という親かもしれません

しかし、

‘こんな非常識なアホな女の親の顔を見ないわけ

にはいかないでしょう‘

と伝え、Kさんもそれについては自分の意志も同じと思って

います

そして、Kさんは予め調べてあった女の家に訪問しました

そして、出てきたのは女の母親です

Kさんは、今までの事を話し、書かなかった念書を書いて

もらうように女に言ってほしい事を伝えます

すると

‘聞いてはみますが、娘はもう立派な成人ですから、

 もう私たちの方から言う事はありません‘

という反応です

身重のKさんの事を、心配するそぶりは出しますが結局は

アホでも可愛い娘という、やはりアホな親です

しかし、Kさんは自分が頑張って動いている事に後悔

ありません

そして、その日夫は親経由で女に言われたのか、

‘今日話がしたい‘

と言ってきて、おとなしかった夫が突然言ってきて

Kさんは少し動揺して

‘夫から話がしたいと言ってきました、女の親に会った

事を怒っているのでしょうか‘

‘別に怒られる筋合いの話しではないのです、そもそも

 何でこんな事をしなければいけなくなったのか言い返す

 べきですよ‘

Kさんは

‘そうですよね、私は何も悪い事はしていませんよね‘

と、Kさんは心を落ち着けて、家に戻りました

すると、夫は怒るわけでもなく、別居の準備をしている

状況でした

多分、女のところにでも転がり込むつもりです

そしてそれを見たKさんは、落ち着いて

‘しっかり話しをしよう‘

と夫に言いました

すると、夫は号泣しながら今までの事を話し始めました

そしていろいろな事がわかりました

女との関係は、ズルズルと続き断りきれなかった

しかし、その場で身重のKさんが一人頑張っているのを見て、

苦しい胸のうちを吐露し出したのです

そして、Kさんはその話しを聞いて、とりあえずもう一度

女の親に会いに行こうと提案しました

夫もKさんに促されて、女の親に会いに行ったのです

夫は

‘妻とやり直すつもりで来ました‘

と言うと、女の親は驚いて夫に詰め寄っています

Kさんはよく事情がすぐに飲み込めませんでした

しばらくすると、女と女の親と夫は、Kさんには隠して

つながっていたのです

そして、女の親はKさんには知らないふりをしていま

したが、全部わかっていたのです

妊婦中の浮気?夫の6の心理とブス女の5タイプに妻が立ち直る対処法

 

そして、娘ではなくKさんとやり直す事を選んだ夫に腹を

立てたのです

そのような状況でも、Kさんは行動を起こして夫の心

動いた事が大事でした

その日は帰って、今後の夫婦の事を考えようにと思い

ました

その後もしばらくは女の親や女からも夫には連絡が入った

ようで、夫も無視を続けていました

そして、女についてはもうそれ以上は何も慰謝料請求等

をする気持ちも薄れてきて、Kさんは体調に気をつけな

がら時間を過ごしました

私も、それ以上は行動を起こすのは様子を見てからと、

アドバイスしました

しかし、しばらくしてから夫が

‘離婚したい‘

と切り出してきたのです

やっと落ち着いてきたと思っていたKさんには

‘何をまた言い出すの‘

という思いと、夫にどこかでまたすがり始めていた自分が

同居しているのです

そして、また連絡をいただいたのです

夫はあれほど号泣した姿を見せながらやり直しをKさんに

自ら言ったにもかかわらず、この期に及んで

‘離婚しよう‘

と切り出してきました

お腹の中にいるお子さんの事をどう考えているのかKさん

とお話しをすると

‘女のところに行ってから、しばらくは夫も普通でした 

が、私も徐々に夫がいないと辛いのですがるように

なってしまいました‘

‘もちろん、それは妊婦ですから当然ですよ、しかし、

夫はお子さんの事は何と思っているのですか‘

‘夫は生まれてくる子供は、父親に愛情をもらえずに 

育つ事になり不幸になってしまうから、そうなる前に

離婚した方がいい、と言っています‘

 

夫が急に変わったのは、女に対して申し訳ないという

気持ちが出ているのと、Kさんに頼られて弱い自分が

守りきれないという自信のなさの表れです

‘そんな弱い夫にどう言えばいいのでしょうか、 

話し合いをしたいとばかり言ってきます‘

‘夫は大きな大きな勘違いをしています、お子さんが

無事に生まれてくるという事を前提に、Kさんの事も

お子さんの事も考えずに、自分の事しか考えないで

いるのです、出産より優先すべき事が夫婦にあると

思いますか‘

‘(泣きながら)そうですね、本当に子供の事なんて

夫はちっとも考えていません、子供の事を考えたら

そんな離婚の話なんてこの状態でするわけないです

よね‘

 

そういう自分の弱さと身勝手さを全面に押し出して来る

夫に、Kさんも再度女を含めてケジメをつける覚悟を

持ちました

また、夫の親にもこの経緯を詳細に話しても意味はない

という事も理解しました

もちろん、出産が第一ですが、夫にも惑わされないように

して取り合わず、女にも時期を見てしっかりと慰謝料請求

をする事まで決意しました

夫婦のことはその後からです

そしてKさんは身重の中、女に慰謝料請求をします

すると、女は弁護士をつけいろいろと言い訳がましい内容

の反論をしてきます

しかし、この女の親子に直接対決しているので、想像がつく

内容でしかありません

そのやり取りの間、Kさんは

‘生まれてくる子供のために、私は絶対に負けない‘

とさらに強くなっていきます

そして、ある程度の金額で和解をした頃には、夫も女を守る

というよりも、妻として母親として一人の女性として大事

ものを守ろうとしているKさんに自分が本当に情けないという

思いを出します

慰謝料請求をしている間は、さすがに女との接触もままなら

ないので、女との距離が出てきたのです

そして、慰謝料が振り込まれる頃には、夫はかなりあくが抜け

たような顔に変わります

また、お腹の子供もまもなく出産になり、父親としての自分を

意識するようになります

女の親も、夫が自分のアホな娘を選ばなかった事に女に諦める

ように言っているはずです

考えてみれば、本当にふざけた親子です

しかし、この窮地を救ってくれたのは産まれてくる子供さんです

お腹の中で、すでに家族の一員になってくれていたのです

そして、Kさんも無事出産を終えて、元気な子供さんの育児に

入りました

夫もそこ頃には、馬鹿な事をしていた自分が大事なものを失う

ところだったという、思いになっていました

そして、Kさんと夫のご両親にもこの状況をしっかりと伝えバカ

な事をしていた夫に、かなり強く言います

頑張ってきたKさんと、その姿にお腹から応援してくれた子供さん

を見て、夫は心から自分の愚行を悔やみます

そして、女とは本当に決別していく決意をしたのです

Kさんも、もう安心なんてしません

いつまたアホな事が再発するか、それを子供さんの笑顔を見な

がら、緩まないようにしている日々です

夫の浮気は何が辛いのか?その原因と脱却する対処法を解説

 

相談実例

過去の相談実例はこちらから

 

勇気を持って、まずは無料電話・メールでご相談ください

無料相談専用電話

15分ですが、真剣にお伺いします

090-5515-8337

日月火水木金土10時~18時

カウンセリング中でつながらない時があります。

申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

無料メール相談

お問い合わせはこちら

できれば、状況を詳しく入れてください、2日以内に返信します

3,000字入りますが、文字数を超えるとデータが届かない可能性があります。

ワード、メモ帳などに一度保存して、コピー&ペースト入力下さい

有料相談メニュー

夫婦カウンセラーによる、人間関係改善のための具体的行動アドバイスを行います

メールマガジン

『夫婦カウンセラー木村泰之 浮気した夫の頭の中』
無料:毎日午後13時+α配信

『夫婦問題カウンセラー木村泰之男女の法則』
まぐまぐメルマガ(無料:毎週日曜日3時配信)

 

関連記事



夫婦問題レスキュー隊

名称未設定-1_r2_c2

日~土 10時~18時
15分ですが、あなたのお悩みを真剣にお伺いします

090-5515-8337

カウンセリング中でつながらない時は、
申し訳ございませんが、時間を置いてかけなおしてください

P5240902_r1_c1

〒104-0031 東京都中央区京橋1-3-2 モリイチビル4階

【人気のメールマガジン】
『夫婦問題カウンセラー木村泰之  浮気した夫の頭の中』
『夫婦問題カウンセラー木村泰之 男女の法則』

【メディア情報】
書籍書籍・DVD情報はこちら

ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。