夫の不倫相手4人に慰謝料請求しダメならそれまでの夫婦と決意した妻

夫の不倫に戦う

公開日 2024年6月6日 最終更新日 2024年6月7日

夫婦カウンセラーの木村泰之です

 

日頃夫婦について悩む相談者に接していますが、多くの方が夫の不倫を機に
人生がガラリと変わってしまった感覚に陥ってしまいます

 

その中で、アホな夫の少なくとも4人のブス女との不倫が発覚した相談者が
失意から、戦う決意をして立ち向かうカウンセリングの実例をご紹介します
(掲載については、ご本人の承諾を得ています)

 

先日、昨年の6月からご相談いただいていますYさんからメールを
いただいました

 

Yさんは、夫と長年自営のサービス業をやっており、お子さんにも
恵まれて、順調に家庭生活を過ごして
きていました

 

ところが、ある時から夫が携帯をしょっちゅう見出し、休日も一人
で出かけることが多くなってきました

 

最初は育児に追われているYさんも、気に止めずにいましたが、だん
だん帰宅が遅くなったり、態度が
よそよそしくなる夫に、違和感を
感じて調査会社
に依頼されました

 

そして、いろいろと調べると、店のスタッフの女性や、近所の知り
合いの女性など少なくとも4人との浮気がわかりました

 

しかも、数年にわたっての浮気です

 

夫とは専門学校の同期で、交際と婚姻期間を入れると約20年近くの
期間を共にしてきました

 

その信じてきた夫に、4人もの浮気を知らない間にされていたのです

 

また、4人というのもわかった範囲であり、まだいることは確かですが、
今となっては追いきれないのです

 

そういう状況の中、相談に来られました

 

最初2回は、2時間の相談で泣き通しのYさんでした

 

しかし、夫にしっかりと妻のプライドを見せる決意をしてから、Yさんは
一切泣かなくなりました

 

‘このまま夫婦を続けるわけにはいかない、子供のためにも‘

 

という決意です

 

そして、しっかりと作戦を立てて、女にも慰謝料請求をする覚悟を決めた
のです

 

少なくとも、4人のうち一番悪質な女に対してしっかりとケジメをつける
事で、夫にも自分の信念を見せると
決めたのです

 

自営業の方はYさんに限らず、夫の浮気というのは生活に直結します

 

サラリーマンは、会社が守ってくれる事もありますし、社内不倫で噂が
出ても異動してしばらくすると
何事もなかったかのようになります

 

しかし、自営業はスタッフとの浮気ですと、狭い社内や、お客様、近所
の噂はすぐに広がります

 

そういう意味では、妻の立場としては本当に苦しい状況になるのです

 

しかし、Yさんといろいろとお話しすると、本当に腹を決めて、夫の浮気
と戦う覚悟を決めている事を
感じました

 

Yさんは

 

‘このまま、店が潰れても構いません、それでダメならそれまでの実力の
夫だったとふん切れますし
また一からやり直せばいいと思います‘

 

と晴れ晴れとした顔で私に話されたのです

 

そして、私もYさんと一緒に戦うためにその日からアドバイスを重ねて
いきました

 

Yさんは、カウンセリングを受けて自分がしっかりと動く事で、お子さん
にも説明できるくらいの自分を
作る事を決意されました

 

なぜ夫は浮気するのか、その心理と行動を分析して効果的対処法を知る

 

もちろん、自分が女と戦う事で夫や夫の家族とのバランスも崩れる怖さ
もあります

 

しかし、そんな事を言っていては、これから何十年もある夫婦や親子の
関係をこの状態で続ける事の方が
よっぽど無理という判断です

 

カウンセリングを重ねる中で、その信念をしっかりと感じ取りました

 

そして、その後も女との接触をGPSを購入して追ったり過去のメールを
しっかりと入手したり、日頃の夫の言動
もメモしたり、様々な事を頑張り
ました

 

そして、ある程度証拠が集まった時点で、どう動くかを話しました

 

方法としては、直接対決する事も考えましたが、人数も多いので、請求
する女を絞って弁護士を通じて戦う
作戦を考えました

 

そして、Yさんは住まいの近くの弁護士をネットで探してさっそく相談に
行きました

 

夫婦問題に強いというセールスポイントもあり、選んで行った弁護士です

 

Yさんはこれまでの状況を説明して、

 

‘離婚はすぐには考えていないが女に慰藉料請求したい‘

 

という自分の考えを話しました

 

すると、弁護士は

 

‘ここまでされて、なぜ離婚をしないのですか‘

 

という反応でした

 

弁護士の反応も不思議ではありませんが、しかしYさんもそこは自分で
決めた事です

 

何とか、女にまずケジメをつけたいという気持ちを説明しました

 

弁護士も話しているうちに理解してくれて、

 

‘それでは4人全員に内容証明を送りましょう‘

 

という提案をしてくれました

 

私とYさんの中では、一番悪質な女に絞ってという考えでした

 

しかし、弁護士からすれば4人に対してすべきという考えで、それを聞いた
Yさんも

 

‘わかりました、頑張って全員に請求します‘

 

とさらに決意を固めたのです

 

それを聞いた私も4人同時に送るのは大変な事ではありますが、Yさん
が決意した事ですから、フォローを
したいという思いで

 

‘わかりました、最後まで一緒に納得を重ねて頑張りましょう‘

 

とお話ししました

 

ここから、Yさんと女4人、そして夫との戦いが始まったのです

 

弁護士と話をして、結果的にわかっている女4人に対して、内容証明を
送る決意をしたYさんを私も、
メンタル面を中心にフォローを始めました

 

実は、こういうケースはこの弁護士の方自身も初めてだったようです

 

確かに、なかなか4人に同時に内容証明を送る事案は他の弁護士の方も
含めてそうそうない事でしょう

 

Yさん自身も、最初は戦っても2人くらいと思っていたはずですが、
弁護士の方の4人にすべきという
話を聞いて、考え直したのです

 

そして、そこからいろいろな証拠や、保管資料を整理して、弁護士に
提出する作業が始まりました

 

1人でも大変ですが、4人となればその負荷は本当に想像しただけでも
疲れます

 

しかも、お子さんの面倒や、夫にも苦々しく思いながらの作業ですから、
その疲れは並大抵ではありません

 

しかし、Yさんは過去の夫の膨大な量のメールなどのデータのコピーや、
発言を思い出して書いたり女の素性
についてもいろいろと調べました

 

もちろん、Yさんも内容証明を送るなんて初めての経験ですし、弁護士
の方に接するのも初めてです

 

そして、4人分の情報ですから、弁護士の方も提案した

 

とはいえ、Yさんからの情報整理に混乱されたようです

 

こういう時には、往々にして相談者と弁護士の方とは衝突もします

 

その都度、Yさんから連絡があり私も気持ちを落ち着いてもらうための
カウンセリングをします

 

そうして、いろいろ作業を進めながら少しずつ送付の準備をしていき
ました

 

その間、Yさんとの連携が進むように私も弁護士の方にもお会いしました

 

不倫相手ブス女に示談の慰謝料相場や増額ポイント、弁護士使う使わない?

 

Yさんのケースで言えば、気持ちや弁護士の方の方針などを双方理解し
ながら、
仲介するのが私の役目です

 

そして、いろいろと時間をかけながらある程度準備が整って4人に内容
証明を送ったのです

 

 

Yさんも、女への対応をしながら夫とのやり取りをするのは大変ですが、
自分で決めた事と頑張りました

 

そして、4人のうち何人かの連絡が来ました

 

その後のYさんですが、回答の会った女は反応は様々です

 

不貞関係を認めるも請求全額は払えない、という回答もあれば、全面的
に否認するもあれば、回答無しという女も
います

 

もちろん、ある程度想定内ではありますが、現実は内容証明を出した後と
いうのは、反応がすぐに欲しくなりますし、
またその内容が挑戦的だった
りすると、怒りも湧き出ます

 

そう考えると、Yさんも自分と向き合う時間が増えて混乱したり、辛抱が
必要になってきます

 

私も、Yさんとメールと電話で何度となく連絡を取り気持ちが切れないように
応援です

 

弁護士の方も、何回かYさんとお話を重ねるうちに、離婚の前に、まず女と
ケジメをつけたいという事を理解していた
だいてくれるようになりました

 

その中で、Yさんの希望金額を一括で払えないという女に、一括+月々分割
払いの交渉もしてくれました

 

また、なかなか落としどころの見つからない女の弁護士にも粘り強く交渉
して、和解書と慰謝料を年内に決着して
くれました

 

これで、昨年のうちに4人のうち、2人が片付きました

 

もちろん、後2人いますし、一番叩きたい女が残っていますので、気を
抜く事はできません

 

しかし、ここまでやったYさんからすると中途半端には終われません

 

自分で決めた信念を夫に見せる事が、自分たち夫婦に絶対必要と思って
います

 

年末と、年明けの10日ほど前のYさんからのメールをご紹介します

 

 

年末

 

木村先生こんばんは!

 

A子より○○○万円のうち○○万円の振り込みを確認

 

できました。

 

来月から毎月○万円の分割支払いを10ヶ月行います。

 

4件のうち2件決着をつけることができました。

 

この一年本当に色々ありました。。

 

不倫をされたままではなく、やっと立ち上がり

 

行動できた一年でした。まだ来年も引き続きこの

 

問題を対処していかなければなりません。

 

夫は少し目を見て話すようになりました。

 

必要なこと以外はまだ話しませんが、年末年始

 

家族で出かけたりする機会は増えそうです。

 

夫の行動は分からないところもありますが、

 

不審な動きは減ってきたように思います。

 

家でネット対戦ゲームをして現実逃避してます。

 

今年は木村先生に出会えたことで、やっと自分で

 

前進できたように思います。

 

本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

また来年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

一月中旬

 

先生こんばんは

 

先生はお変わりなくお元気でしょうか?

 

昨日先生にメールしたいなと思いながら寝てしまってました(^0^;)

 

夫とは少し穏やかに日常会話をするようになりました。

 

行動も特に怪しいこともなくなり、私の気持ちも安定してます。

 

ただまだ後二件決着をつけなければなりません。

 

そろそろ弁護士の方から連絡が来そうです。

 

私はまだまだ中途半端で、ブログで皆様に勇気を与えられるような
状態ではありません。

 

頑張らなくては(^ー^*)

 

 

そして、この後Yさんも4人のブス女に慰謝料請求をして、とにかくできる事を
しました

 

弁護士も正直、全面的に頼りになる事はありませんでしたが、少しずつ
Yさん自身が強くなっていった事で、自分でブス女にプレッシャーをかけて
行ったのです

その結果、いろいろな悪事を暴かれた夫が、本当にYさんを舐めていた事を
後悔して、態度を改めてきました

それを間近で見ているお子さんたちが、一番感じているのです

そして、そこからYさんも今までの夫婦ではなく

‘主導権‘

 

を握る自分に変えています

 

それまでの夫に依存していた自分から、

 

『私が夫婦を決める、それだけ』

 

という覚悟を持った転機にしたのです

 

これからも、Yさんの頑張りは続きますが、しっかりとフォローしていきます

水面下の不倫ブス女は池の水全部抜く大作戦の外来種と同じ

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

【今までに30000人以上の方の夫婦問題にアドバイスを送り、多くの方の悩みを一緒に解決しています】 私は今までサラリーマンを23年やりましたが、その間いろいろな事が人生でありました。 その中で一番の出来事は30代での離婚でした。その時はまさか自分が、という気持ちでしたが、現実は目の前にあり、くる日も来る日も受け入れられない日々でした。 しかし、その中で、一人もがき、ネットで検索したカウンセリングを受ける事によって立ち直るきっかけができました。 それは、一人で悩んでいた環境から、パッと目の前の景色が開けた感覚でした 「このままではいけない、これから人生をもう一度自分で作っていかなければいけない」 と心の底から思いました。 それから家庭もリセットし、家も売り、転職もし、いろいろなことで自分の人生の見直しをすることになりました。 年齢は30後半を迎えていましたが、そこから前を向いていくリハビリを兼ねた毎日でした。 とにかく目の前にある、できることはいろいろとやりました。英会話、ゴルフスクール、ピアノレッスン、結婚相談所通い等、考えるより行動する、というようなものでした。 しかし、それはあくまでも自分の気持ちを一生懸命埋めるため、とにかく人と会いたいという気持ちからでした。 結果的には、それでは自分の空いた心は埋まらないことも気づいていました。 そういう状況の中、別れた妻から3年ぶりに連絡が入り、再会しました。お互い、別々の人生を歩むつもりで別れたわけですが、その後の状況も聞き、少しずつ会うようになりました。 それから数か月たってから、ショックなことを本人から告げられました。 「何年か前から、左目の視力が落ち、調べてもらったら脳腫瘍ができている、手術をすることになるが、成功は保障できない」という言葉でした。突然そう言われて、気が動転。やはり何年も連れ添った元とはいえ妻である「がんばって」とだけ言ってそれで気持ちが済むわけではなく、それから手術までのケア、(立ち合いは不可)、術後のケアを自分の気持ちが体を後押ししていました。そして、手術も無事成功し、今後の人生を元妻ともう一度一緒になることを決意しました。 それは、人生でなくしたものがもう一度帰ってきたような感覚でした。 その後も、夫婦の絆は誰にも理解できないくらい深いものとなったのです。 そんな中、自分が立ち直るきっかけができたカウンセラーの先生より、カウンセラーをやってみる機会を戴くことになりました。 その時、自分の心に足りなかったことが初めてわかりました。それは  ‘人のお役に立つ‘ ということです。 自分が離婚の危機に直面した時に、本当に孤独でした。カウンセラーとしてご相談を受けると、必ず自分の姿がオーバーラップします。 女性の相談者でも、ご本人の整理がつかない気持ちは本当によくわかります。 勇気を振り絞って相談に来られた方に、少しでも自分が勇気づけられた経験を渡してあげるために、アドバイスを送らなければと常に思います。 そのカウンセラーの先生には今でも大変感謝しています。 そこから自分でも勉強を重ね、35,000人以上の相談者のカウンセリングをしています。夫婦の問題は、人には言いたくないものです。 しかしある時を過ぎると、自分では対処しきれなくなるのも特徴です。 カウンセリングを受けた方に、少しでも明るい兆しが出ると、心の底からうれしくなるのです。 このブログでは、夫婦(男女)で悩んでいらっしゃる方に、少しでもヒントがあればと思って、カウンセリングを通じて思う事や、夫婦観や男女観等2010年から投稿しています。 是非関心のある方はご覧いただければ幸いです。